2006-06-22 幻視 絵 見えないものは見えないし、 見えないものは見たくもない。 見えるものから見たいものを拾えればいい。 見たいものが見えるまで描き殴ればいい。 見たものから見たいものは見出せるけれど、 見たものをそのままに表せない。 足りないものは、手だ。 無駄な何かに引きずられないように。 醜悪な記憶に足をとられないように。 手が記憶しそのつど脳が選べばいい。 あとは落ち着けばいいなと思うけど、 でも一生の課題でもあるわけだから、 変化し続けたいとも願ってしまう。 ぐらぐらと揺れ動く土台を安定させないと。