空虚な中に何があるのかと問われれば何もないと答えるしかないその暗闇

これだ!というものがなかなか出来ないのは、
つまり、これだ!と思えるようなものが、
なかなか閃かないからなんじゃないだろうか。
これだ!と思えるようなものを閃いたとしても、
それを表現できるだけの力が、
全然足りないからなんじゃないだろうか。


何か一貫するようなテーマを持たせたいのに、
それが見つからない。
同じものを動かしてこそ、比較が出来るから、
何が苦手なのかを描き終わったあとにも、
客観的に見ることが出来ると思う。
リストカットは、僕なんかがネタにするには重過ぎる。
死にたくなくて手首や腕を切るなんて、理解できない。


今までやりたいこと描きたいものばかりだったけれど、
対象を明確にした何かをやらないといけないのかもしれない。
それにはまず、何を求めているのかを見定めないと。
それが見えたのなら、そこに向かって努力しないと。
空虚で形がない分、僕は何かに合わせるのは得意だ。
どろどろの腐った濁り水でも、
コップに入れられれば、コップの形に合わせられるように。