2本の腕

全てを独りでやりたくて、
何もかもに手を出したのに、
どこにも手が届いていない。
どうすればよかったのか、
どうするべきだったのか、
もうどうしようもないのか、
もうとっくに手遅れなのか、
それともまだ間に合うのか、
または始まってすらいないのか。
そもそも何がしたかったのか。


人生って短すぎんじゃね?




捕捉されてなかったのは、
気づかれていないのか入れるに値しないのか。
がっかりしたような安心したような。


死んだら後悔したくなるぐらいにまで、
1つだけでいいから到達したい。
死んでもいい、いっそ殺してくれ、
というのはもうイヤだ。