閉店(Galaxy train)

あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!





『電車に乗ろうと思ったら、
切符を売っていなかった』


な・・・何を言っているのかわからねーと思うが、
おれも何をされたのかわからなかった・・・


頭がどうにかなりそうだった・・・


無人駅だとか1時間に2本だとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ


もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・


事の起こりはパンクだったんです。パンク。
自転車がパンクしたんです。
軽い破裂音がしたと思ったら、
直径2.5mmくらいの棒状の金具がぶすっと刺さってたんです。
もう気持ちいいくらいにぶすっと。
尖ってないくせにぶすっと。
帰りだったのが不幸中の幸い。
ほんと夜道って危ないですよね。色々と。
パンクとかしますし。パンクとか。
で、しょうがないからその日は押して帰ったんですけど、
何故か前日に空気入れ買ってたり、
実家からパンク修理キット持ってきてたりしたんですよ。
後から考えるとものすごく不幸なことに。
家に着いたのが9時で、
そんな時間にあいてる自転車屋なんてないじゃないですか。
当然自分で何とかするしかないわけで、
2時間ぐらいかかって何とかしたんですよ何とか。
ほんと形だけ何とか。
手とかすごい真っ黒で。
で、その日はもう寝たんです。とても疲れたので。
そしたら夜中に爆発音みたいな音がして、
ふっと目が覚めたんです。
特に変わったことはなかったんで、そのまま寝なおしたんですけど、
朝起きてふと自転車見たら、タイヤぺっしゃんこ。
修理失敗したかと思って、もうがっくりですよがっくり。
でもなんか様子が変なんです。
チューブがぱっくり裂けてるんです。
ずばっと250mmくらい。
しかもパンク修理したとこと関係ないとこ。
パンク修理したと思ったら、
塞いだ穴の何百倍もでかい穴が開いていた。
何を言ってるのかわからねーと思いますけど、
とにかく裂けてたんです。
こうなったらもうチューブ変えるしかないんで、
諦めて電車で行くことにしたんです。
抜かりなく時刻表をネットで調べて、
往路は無事に行けたんです。
でも。でもですよ。
復路が問題だったんです。
駅に着いて切符を買おうかと思ったら売ってない。
駅員もいなければ、自動券売機もシャッターが下りている。
そのくせ自動改札。
どうしろと。僕にどうしろと。
たまにやってくる人たちはみんな定期。
利用者が少ないから駅員が夜は不在。
それはいいんです別に。ド田舎ですから。
でも自動券売機まで閉めること無いじゃないですか。
それなのに自動改札機は絶賛営業中。
さすがド田舎です。
都会育ちの僕には考えられないことを
平然とやってのけてくれます。
券売機閉めるなら、自動改札も止めて、
完全な無人駅にしてくれればいいじゃないですか。
ド田舎のくせに
自動改札やら券売機やら導入してみちゃったりするから、
こんなことになるんです。
ほんと無駄。無駄無駄無駄無駄無駄無駄。
ド田舎はド田舎らしく無人駅で我慢しろ。
中途半端に都会のまねしてみてるド田舎に腹立てても帰れないんで、
どうしようか考えようと思ったんですけど、
考えるのも面倒だったので、
考えるのをやめて歩いて帰りました。
軽く1時間以上かかりました死ね。
長文スマソ。


1時間以上かかったけど、
電車使っても30分しか早くならんことが判明。
駅まで自転車使えば早いだろうけど、
そいつは本末転倒ってもんだ。
1時間なら余裕で歩いていける。気がする。
だが断る


爆発の原因

  • 本命:チューブをしまうときにねじれとかあったかも
  • 対抗:空気入れすぎ
  • 大穴:妖怪か幽霊のしわざ

原因がよくわからんけど、
僕、もう2度と自分でパンク修理なんてしたりしないよ!


予備の自転車があったりするといいかもだ。
折り畳めるやつなら、
車買ったらそいつに積んどけば多分便利だし。
週末に買ってこよう。
少ないけどもうすぐボーナス出るし。


ちっぽけな金具にものすごく左右されてる僕の人生は
きっと取るに足らないものなんだろう。
だからこそ暢気にやってられるのだろうか。